しわってなぜできるの? それは加齢とともに皮膚の深層部を形成するエラスチンやコラーゲンが減少し、表面の皮膚を支えきれなくなるのです。そして皮膚に深い溝ができてしまいます。これがしわです。
皮膚が老化する原因には、加齢によるコラーゲンの減少(繊維芽細胞の衰退)以外にも、さまざまなものがあります。主なものは皮膚の乾燥(真皮と表皮の水分不足)と紫外線によるダメージです。さまざまなストレスによる活性酸素の影響もあります。
だから、しわを抑えるケアは二つあります。自身で進める生活習慣の改善と、しわをとってしまう整形手術です。
本来、生活習慣を改めてしわを改善することがベストですが、強い意志も必要ですね。サプリメントでコラーゲンやエラスチン、ビタミンCを摂取することも自分でできることとして効果があります。たばこはやめた方がいいですね。
一方、最近は手術も切らずに進めるものが増えました。それでは切らずに進めるたるみ治療の最前線情報をとりあげましょう。
ボトックス注射
ボトックスとはボツリヌス菌の毒素を注入する方法です。ボツリヌス菌は食中毒の病原菌で、その毒素は強力な神経毒です。表情筋に働きかけ、しわの原因となる皮膚だけでなく、筋肉の動きから発生するしわを抑えます。
ちょっとこわい!ですか? この製剤はアメリカでは2002年からしわ治療に認可され、ブームとなっていますし、日本でも眼科治療薬として認可されて10年以上も使用されているものです。
ボトックスによるしわ治療については、今現在、しわ治療の施術として最も安全で確実な方法といえるのではないでしょうか。
サーマクール(高周波治療)
サーマクールとは強い高周波を利用してシワ・タルミを改善する方法です。メスは一切使わず、肌の深層部に働きかけ、コラーゲンの増殖を促進します。アメリカで4万例の実績があり、一度の治療で効果が感じられ、持続性も優れた方法だといわれます。治療はとても簡単で、当日メイクをして帰れます。
レーザー照射
レーザーを照射して真皮上層にあるコラーゲンを作り出す線維芽細胞を刺激します。レーザーは表皮を刺激せず、焦点のあった真皮上層だけをねらって刺激できるのです。また、冷却ガスを当てて表皮を熱ダメージから保護します。
光治療(IPL)
肌に光線を当ててたるみ・小じわ改善をする方法です。レーザーも光の一種ですがレーザーとは異なる波長を利用し、効果もゆるやかで安心して利用できます。IPLを顔全体に当てることで、毛細血管を広げ、肌の深層部のコラーゲンをつくる細胞に働きかけます。